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前鋸筋

Serratus anterior

肋骨から肩甲骨内側縁へ走り、肩甲骨を肋骨に沿わせて動かす重要な筋です。

前鋸筋 の模式図

やさしい解説

肩甲骨を肋骨にぴったり沿わせる筋肉です。ここが使いにくいと、腕を上げるときに首や肩の上ががんばりやすくなります。

専門向け補足

前鋸筋は肩甲骨外転・上方回旋・後傾に関与し、長胸神経支配のため神経学的所見も確認します。小胸筋・広背筋の制限を落とし、閉鎖鎖から開放鎖へ負荷を進めます。

解剖メモ

第1-8または9肋骨外側面。

肩甲骨内側縁前面。

長胸神経C5-C7。

機能不全パターン

  • 肩甲骨の浮き
  • 腕を上げると首がすくむ
  • 壁押しで肩甲骨が安定しない
  • 胸郭の回旋不足

連鎖効果テーブル

改善対象 メカニズム エビデンス
肩の安定感 肩甲骨上方回旋・外転・後傾を支える ★★★☆☆
首肩の負担 上部僧帽筋の代償を減らす ★★★☆☆
胸郭の動き 肋骨に沿う肩甲骨運動を促し、呼吸との同期を助ける ★★☆☆☆

推奨されるリリース方法

推奨ルーティン

  1. 胸郭伸展
  2. 壁押しで肩甲骨を前へ滑らせる
  3. 肩をすくめない挙上練習