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胸鎖乳突筋

Sternocleidomastoid

耳の後ろから鎖骨・胸骨へ走る首前面の大きな筋で、頭部前方位と関連しやすい筋です。

胸鎖乳突筋 の模式図

やさしい解説

耳の後ろから鎖骨に向かう、首の前側で目立つ筋肉です。スマホを見る姿勢が長いとがんばりやすいため、押すよりも胸を起こして呼吸を整えることが大切です。

専門向け補足

胸鎖乳突筋は頸部屈曲、対側回旋、同側側屈、吸気補助に関与します。深層頸部屈筋の持久性低下、上位頸椎伸展、胸郭前方偏位がある場合、前面筋群のトーン調整と運動制御を併用します。

解剖メモ

胸骨頭は胸骨柄、鎖骨頭は鎖骨内側3分の1。

側頭骨乳様突起、後頭骨上項線外側部。

副神経、頸神経C2-C3。

機能不全パターン

  • 顎を前に出す姿勢
  • 浅い胸式呼吸
  • 首を反らせて画面を見る
  • 片側回旋の代償

連鎖効果テーブル

改善対象 メカニズム エビデンス
頭部前方位 頸部前面の過緊張を下げ、深層屈筋の働く余白を作る ★★★☆☆
頭重感 乳様突起周囲の入力を穏やかにし、後頭下筋群との緊張連鎖を減らす ★★☆☆☆
呼吸のしづらさ 呼吸補助筋優位を抑え、横隔膜呼吸へ戻しやすくする ★★☆☆☆

推奨されるリリース方法

推奨ルーティン

  1. 胸郭を起こす
  2. 鎖骨周囲を軽くゆるめる
  3. 鼻呼吸で首の力を抜く