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肩甲挙筋

Levator scapulae

首の横から肩甲骨の内上角へ走り、肩甲骨を引き上げる筋です。

肩甲挙筋 の模式図

やさしい解説

首の横から肩甲骨の上に向かう筋肉です。肩をすくめる癖が続くと働きっぱなしになり、首を回すときのつっぱりとして感じやすくなります。

専門向け補足

肩甲挙筋は肩甲骨下方回旋・挙上に寄与し、胸郭後弯、前鋸筋の機能低下、頸椎回旋制限とセットで過活動化しやすい筋です。リリース単独よりも肩甲骨後傾と上方回旋の再学習を組み合わせると再現性が上がります。

解剖メモ

C1-C4横突起後結節。

肩甲骨上角から肩甲棘根部までの内側縁。

肩甲背神経C5、頸神経C3-C4。

機能不全パターン

  • 片側の首すくみ
  • 肩甲骨下方回旋位の固定
  • 頸部回旋時のつっぱり
  • バッグを片側で持つ習慣

連鎖効果テーブル

改善対象 メカニズム エビデンス
首の片側の張り 肩甲骨内上角の牽引ストレスを下げ、頸椎回旋の余裕を作る ★★★☆☆
肩甲骨の動きにくさ 上方回旋と後傾の邪魔を減らす ★★★☆☆
画面作業後の重さ 頭部前方位で増える持続収縮を休ませる ★★☆☆☆

推奨されるリリース方法

推奨ルーティン

  1. 首を斜め前へ倒す軽い伸張
  2. 肩甲骨を下げた呼吸
  3. 胸椎伸展を追加